「俳優になりたいけれど、どの養成所を選べばいいかわからない」
「俳優養成所に通うにはどれくらいの費用がかかるの?」
「社会人からでも俳優を目指せる?」
このような疑問を持っている方も多いのではないでしょうか。
俳優として活動するためには、演技力や表現力を磨くだけでなく、業界との接点を作ることも重要です。そのため、多くの俳優志望者が俳優養成所に通い、演技の基礎を学びながらオーディションや芸能事務所への所属を目指しています。
しかし、俳優養成所によって学べる内容や費用、所属サポートの充実度は大きく異なります。また、舞台俳優向けの養成所もあれば、映画やドラマなどの映像作品に強い養成所もあるため、自分の目標に合った環境を選ぶことが大切です。
最近では、夜間や土日に通える養成所も増えており、社会人として働きながら俳優を目指す方も少なくありません。さらに、養成所に入る前に演技レッスンやオーディション対策を行い、基礎を身につけてから挑戦する方も増えています。
そこで本記事では、おすすめの俳優養成所7校を比較しながら、それぞれの特徴や費用、選び方について詳しく解説します。これから俳優を目指したい方はもちろん、養成所選びで失敗したくない方も、ぜひ参考にしてみてください。
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- 1 【おすすめ】俳優養成所の早見表
- 2 【簡単比較】俳優養成所一覧
- 3 俳優養成所ってどんなところ?
- 4 俳優養成所に通うメリット
- 5 俳優養成所の選び方
- 6 【比較】人気の俳優養成所おすすめ7選を紹介!
- 7 俳優養成所でよくある質問
- 7.1 Q. 演技未経験でも俳優養成所に入れますか?
- 7.2 Q. 俳優養成所に年齢制限はありますか?30代・40代からでも通えますか?
- 7.3 Q. 社会人や大学生でも、仕事・学業と両立して通えますか?
- 7.4 Q. 俳優養成所にはどのくらいの費用がかかりますか?
- 7.5 Q. 入所オーディションでは何をしますか?どのような準備が必要ですか?
- 7.6 Q. 俳優養成所には何年間通う必要がありますか?
- 7.7 Q. 俳優養成所を卒業すれば、必ず事務所に所属・デビューできますか?
- 7.8 Q. 養成所に通いながら、外部のオーディションを受けてもよいですか?
- 7.9 Q. 近くに俳優養成所がない場合、オンラインでも演技を学べますか?
- 8 まとめ|俳優養成所で実力を磨いてデビューを目指そう
【おすすめ】俳優養成所の早見表

※本比較表は編集部の調査をもとに作成した独自の比較マップです
※料金は公式サイト情報をもとに作成(2026年4月時点)
※レッスン内容・講師・カリキュラムなどを総合的に判断しています
【簡単比較】俳優養成所一覧
| 画像 | 特徴 | 対象者 | 入所方法 | 料金プラン(税込) | 通学日程 | 所属・進級などの仕組み | |
| 劇団ひまわり/東京青年部 | ![]() | 劇団直営の俳優養成所 | 18〜39歳 | オーディション | 入所金242,000円+月26,125円 | 予科生の必須レッスンは土曜18:45〜20:45/選択授業等あり | 予科生から専科生へ。実績・評価によりプロダクション部門等との専属契約を目指す |
| テアトルアカデミー/東京校アカデミー部門 | ![]() | 大手芸能事務所系の養成所 | 18〜39歳 | オーディション | 入所費297,000円+月19,800円 | 通学制/具体的な曜日・回数はコース別に確認 | レベル・目的に応じた育成とマネジメントを通して出演を目指す |
| 文学座附属演劇研究所/本科演技部 | ![]() | 劇団文学座の附属研究所 | 18〜40歳・経験不問 | 入所試験 | 年間570,000円+受験料15,000円 | 週5日18:20〜22:00/稽古期間は週6日の場合あり | 本科から選考で研修科へ。その後も選考を経て所属を目指す |
| アップスアカデミー/本科ACTIVATE | ![]() | プロ俳優向け演技トレーニング | 18歳以上・未経験可 | 入学審査 | 全8か月600,000円 | 週3回・8か月 | 前期終了時に提携事務所へのトライアル所属審査。修了公演でスカウト機会 |
| AVILLA STAGE/俳優コース | ![]() | アヴィラ系の育成スクール | 未経験可 | 応募枠ごとの条件・審査 | 入所費・受講料は要問い合わせ | 月1・2回のコースもあり | レベルチェックや所内オーディションを通して活動を目指す |
| キャストパワーネクスト/俳優コース | ![]() | キャストパワー系の育成校 | 未経験可 | 応募枠ごとの条件・審査 | 入所費・受講料は要問い合わせ | 合格後に個別設定/少回数のコースもあり | 活動計画を相談し、レッスンと現場経験を通して出演を目指す |
| 青二塾/東京校・1年制 | ![]() | 老舗声優事務所が運営する業界屈指の名門養成所 | 高卒以上・卒業見込み可 | 書類・音声・実技等 | 年間1,100,000円/二次受験料5,500円別 | 週5日・1年間/日中の授業 | 卒塾前に青二プロダクションのオーディションへ挑戦 |
俳優養成所ってどんなところ?

俳優を目指す方の中には、「俳優養成所と俳優スクールは何が違うの?」と疑問に思う方も多いでしょう。どちらも演技を学べる場所ですが、目的やカリキュラム、卒業後の進路には大きな違いがあります。
将来的に芸能事務所への所属やプロデビューを目指しているのか、それともまずは演技を学びたいのかによって、選ぶべき環境は変わってきます。
ここでは、俳優養成所と俳優スクールの違いについて解説します。
俳優養成所とは?
俳優養成所とは、芸能事務所や劇団が運営する俳優育成機関のことです。将来的な所属やデビューを前提としているケースが多く、俳優として活動するために必要な演技力や表現力を実践的に学ぶことができます。
養成所によっては、定期的な審査やオーディションが実施されており、成績優秀者は事務所への所属や舞台出演などのチャンスを得られる場合があります。また、同じようにプロを目指す受講生が多く集まるため、より競争意識の高い環境で学べることも特徴です。
本気で俳優としてデビューしたい方や、芸能事務所への所属を目指している方に向いている学習環境といえるでしょう。
俳優スクールとの違いは?
俳優スクールとは、演技の基礎から学べる民間のスクールや教室のことです。未経験者向けのコースが充実していることが多く、趣味として演技を学びたい方から、本格的に俳優を目指したい方まで幅広い人が通っています。
俳優養成所と比べると、事務所所属を前提としていないスクールも多く、自分のペースで学びやすい点が特徴です。また、最近ではオンラインで受講できるスクールも増えており、仕事や学業と両立しながら演技を学びたい社会人や学生にも人気があります。
発声や滑舌、感情表現、台本の読み方など、演技の基礎を身につけたい方に適した環境です。
未経験者はどちらを選ぶべき?
未経験から俳優を目指す場合は、まず俳優スクールから始めるのがおすすめです。俳優養成所はプロを目指す方が多く集まるため、ある程度の演技経験や基礎力が求められる場合があります。そのため、まったくの未経験者がいきなり養成所へ入ると、レッスンについていくのが大変だと感じることもあります。
まずは俳優スクールで発声や滑舌、感情表現、台本の読み方などの基礎を学び、自分に演技が向いているかを確認するのも一つの方法です。その後、本格的に俳優として活動したいと考えた段階で、俳優養成所のオーディションや入所試験に挑戦するとスムーズでしょう。
特に社会人や学生の場合は、オンラインやマンツーマンで学べるスクールを活用しながら基礎を固め、その後に養成所を目指すケースも少なくありません。「まずは演技を学んでみたい」という方は俳優スクール、「できるだけ早くプロを目指したい」という方は俳優養成所を検討するのがおすすめです。
俳優養成所に通うメリット

俳優として活躍するためには、演技力を磨くだけでなく、業界との接点を持ち、実践経験を積むことも重要です。俳優養成所は、単に演技を学ぶ場所ではなく、プロの俳優として活動するための土台を作る場所でもあります。
ここでは、俳優養成所に通う主なメリットについて解説します。
芸能事務所への所属を目指せる
俳優養成所に通う最大のメリットは、芸能事務所や劇団への所属を目指せることです。多くの養成所は芸能事務所や劇団が運営しており、一定の基準を満たした受講生に対して所属オーディションや進級審査を実施しています。
独学で芸能事務所を目指す場合、自分でオーディションを探したり応募したりする必要がありますが、養成所では所属に向けた道筋が用意されていることが少なくありません。また、同じ事務所系列の養成所であれば、所属後に求められるスキルや現場で必要な知識も学びやすいため、将来的な活動につながりやすい環境といえるでしょう。
実践的な演技指導を受けられる
俳優養成所では、プロとして活動することを前提とした実践的な指導を受けられます。発声や滑舌、感情表現といった基礎はもちろん、台本分析や役作り、カメラ前での演技など、現場で必要となる技術を学ぶことができます。
また、舞台演技や映像演技など、養成所によって得意分野が異なるため、自分の目標に合わせて選べるのも魅力です。現役俳優や演出家が講師を務めているケースも多く、現場のリアルな経験や業界の知識を学べることも大きなメリットといえるでしょう。
オーディション情報を得やすい
俳優として活動するためには、オーディションへの参加が欠かせません。しかし、未経験者の場合はどのオーディションを受ければよいのか分からなかったり、応募方法に悩んだりすることも少なくありません。
俳優養成所では、事務所や制作会社から届くオーディション情報を共有してもらえる場合があります。オーディションに向けた自己PRの作り方や課題演技の指導なども受けられるため、本番に向けた準備を効率的に進めることができます。
オーディション経験を積むことで、自分の課題を発見しやすくなるだけでなく、実際の現場で求められる力も身につけやすくなります。
業界とのつながりを作れる
俳優養成所には、芸能事務所や劇団、制作会社など業界とのつながりを持つところが多くあります。そのため、レッスンを受けるだけでなく、発表会や公演、ワークショップなどを通じて業界関係者に自分を知ってもらえる機会があります。
俳優の世界では、実力だけでなく人とのつながりも重要な要素の一つです。養成所での活動を通じて講師や演出家、同じ目標を持つ仲間と出会うことで、将来的な仕事や活動につながることもあります。また、実際に業界で活躍している方から直接アドバイスを受けられるため、俳優としての考え方や現場で求められる姿勢を学べる点も大きな魅力です。
俳優養成所の選び方

俳優養成所は数多く存在しますが、養成所によって育成方針や所属先、学べる内容は大きく異なります。「有名だから」「なんとなく良さそうだから」という理由だけで選んでしまうと、自分の目標に合わず後悔してしまうこともあります。
将来的にどのような俳優を目指したいのかを明確にしたうえで、自分に合った養成所を選ぶことが大切です。
ここでは、俳優養成所選びで失敗しないためのポイントを紹介します。
①所属先やデビュー実績を確認する
俳優養成所を選ぶ際は、まず所属先や卒業生の実績を確認しましょう。養成所によっては、特定の芸能事務所や劇団への所属を前提としている場合があります。また、卒業後にどのような俳優が活躍しているかを見ることで、その養成所の強みを把握しやすくなります。
例えば、映画やドラマで活躍する俳優を多く輩出している養成所もあれば、舞台俳優の育成に強い養成所もあります。自分が目指すジャンルで実績のある養成所を選ぶことで、将来の目標に近づきやすくなるでしょう。
②学費やレッスン費用を確認する
俳優養成所を選ぶ際は、費用面も重要なポイントです。養成所によって費用体系は異なりますが、一般的には入所金や年間授業料、教材費などが発生します。学費が高ければ必ずしも良い養成所というわけではありません。重要なのは、費用に対してどのようなレッスンやサポートを受けられるかを確認することです。
また、長期間通うことを前提に考えると、無理なく支払える金額かどうかも重要になります。費用だけで判断するのではなく、カリキュラムやサポート内容とのバランスを見ながら検討しましょう。
③社会人でも通いやすいか確認する
社会人として働きながら俳優を目指す場合は、通いやすさを重視することも大切です。養成所によっては平日昼間のみのレッスンしか行っていない場合もあり、仕事との両立が難しいことがあります。一方で、夜間クラスや土日クラスを設けている養成所もあります。
また、近年ではオンラインレッスンやハイブリッド形式を採用しているスクールも増えているため、通学時間を確保しにくい方でも学びやすくなっています。無理なく継続できる環境を選ぶことが、演技力向上への近道です。
④映像演技か舞台演技かを確認する
俳優養成所によって、得意としているジャンルは異なります。映画やドラマへの出演を目指している場合は、映像演技に力を入れている養成所がおすすめです。カメラを意識した自然な演技や、映像作品ならではの表現方法を学ぶことができます。
一方で、舞台俳優やミュージカル俳優を目指している場合は、舞台演技に強い養成所が向いています。発声や身体表現、観客へ伝えるための演技技術を重点的に学べることが特徴です。自分が将来どのような分野で活躍したいのかを考えながら選ぶようにしましょう。
⑤オーディション制度を確認する
俳優養成所を選ぶ際は、オーディション制度の有無も確認しておきましょう。養成所によっては、定期的に所属審査や学内オーディションを実施しており、優秀な受講生には事務所所属や出演機会が与えられることがあります。
また、外部オーディションの情報提供や応募サポートを行っている養成所もあります。俳優として活動するためには、演技力だけでなく実際にチャンスを掴むことも重要です。そのため、どれだけ学べるかだけでなく、「どのようなデビュー機会があるか」という視点でも養成所を比較することをおすすめします。
【比較】人気の俳優養成所おすすめ7選を紹介!

俳優を目指すうえで、演技力や表現力を基礎から学べる俳優養成所選びはとても重要です。しかし、養成所によってレッスン内容や費用、デビューサポート、所属オーディションの有無などは大きく異なるため、「どこを選べばいいかわからない」と悩む方も多いでしょう。
ここでは、俳優を目指す方におすすめの人気俳優養成所を7つ厳選して紹介します。それぞれの特徴を比較しながら、自分に合った養成所選びの参考にしてください。
養成所への応募前に演技の基礎を学びたい方へ
「養成所に応募する前に、自分の演技を講師に見てもらいたい」「発声やセリフ読みの苦手な部分を練習したい」という方には、オンラインの個別レッスンという選択肢もあります。

Voice Camp(ボイスキャンプ)は、オンラインで演技やお芝居を学べるマンツーマンの演技教室です。俳優を目指す方や俳優養成所の受験を検討している方におすすめの演技教室として注目されています。
マンツーマン形式のため、自分の苦手な部分を重点的に改善しやすく、グループレッスンでは質問しづらい内容も相談しやすい環境が整っています。舞台演技だけでなく、映像演技や声の演技にも対応しているため、将来的な進路の選択肢を広げながら学ぶことができます。
完全オンラインで受講できるため、近くに養成所やスクールがない方や、仕事や学業と両立しながら演技を学びたい社会人にも人気があります。まずは30分の無料体験で、現在の課題や目指している養成所について相談してみてください。
1. 劇団ひまわり
劇団ひまわりは、演技の基礎を学びながら、舞台や映像作品などへの出演を目指せる俳優養成機関です。演劇を通じた人間育成を大切にしており、表現の技術とともに、豊かな感性や他者と協力する姿勢も育てます。子どもから大人まで年齢に応じた部門があり、俳優や声優を目指す方が学べる環境を整えています。
例えば、東京俳優養成所の青年部は18〜39歳が対象です。入所後は予科で発声や演技などの基礎を学び、修了テストなどの条件を満たして次の段階へ進みます。選択レッスンには映像演技、声優演技、歌唱、ダンス、アクション、日本舞踊などがあり、希望する活動に合わせて表現の幅を広げられます。
劇団が舞台を制作していることも特徴です。東京では専用劇場「シアター代官山」での舞台制作に取り組む機会があり、共演者と作品をつくり、本番で観客に届ける経験を積めます。また、所定の課程や出演ガイダンスを経て、マネージャーの支援のもとでメディア出演を目指す仕組みも設けられています。
こうした特徴から、舞台づくりを経験しながら演技を深く学びたい方や、身体表現も含めて俳優としての土台を鍛えたい方におすすめです。校舎・部門ごとに対象年齢や時間割、選べるレッスンが異なるため、社会人の方は通える拠点の受講条件を確認して検討しましょう。
2. テアトルアカデミー
テアトルアカデミーは、俳優・声優・モデル・アーティストなど、幅広い芸能分野の人材を育成する総合芸能スクールです。総合コースは乳幼児からシニアまで年代別に分かれ、18〜39歳のアカデミー部門、40歳以上のシニア部門も設けられています。大人になってから演技や芸能活動に挑戦したい方にも選択肢があります。
アカデミー部門の演技レッスンは、受講者のレベルや目的に合わせて段階的に進めます。実際の現場を想定した練習を通じて、役柄や場面に応じた表現を学べることが特徴です。ダンス、ヴォーカル、時代劇などのレッスンも紹介されており、演技と組み合わせて身体の使い方や声の表現を磨けます。
例えば、時代劇のレッスンでは伝統的な作法や立ち振る舞いを学び、時代背景に合った役づくりに役立てます。ダンスでは表現力に加え、筋力や持久力などの基礎体力も養います。複数分野の学びは、舞台や映像で挑戦する役柄の幅を広げることにも役立つでしょう。
総合コースでは、レッスンに加えて年代に応じた出演機会も提供しており、学びと実践を結びつけながら経験を重ねられます。俳優を軸に歌やダンスも学びたい方、自分の得意分野を探しながら芸能活動を目指したい方におすすめです。希望する校舎・部門の開講内容と時間割を確認し、継続できる通い方を選びましょう。
3. 文学座附属演劇研究所
文学座附属演劇研究所は、劇団文学座が運営する、俳優や演出家などの舞台人を育成する機関です。演技実習と作品の上演を重視し、理論と実践の両面から演劇を学びます。セリフの表現や役づくりを深く研究し、舞台に立つ俳優としての基礎を身につけたい方に向いた養成所です。
本科の修業期間は1年間で、演技実習を中心に、音楽、体操、アクション、吹き替え実習、能、所作、着付けなどを学びます。演劇理論や演劇史の授業もあり、身体や声の技術に加えて、作品の背景を理解する視点を養えます。さまざまな時代の作品に触れながら、役柄に合った言葉や動きを探っていく学びが特徴です。
本科では年間4本の発表会があり、稽古を重ねて作品を観客に届けます。演出家や共演者と一つの舞台をつくる経験は、授業で得た技術を実践で確かめる機会になります。本科卒業後は選抜によって2年間の研修科へ進み、さらに実践を積みながら文学座への入座を目指す道が設けられています。
舞台演技を中心に集中的に学びたい方や、劇団での活動を視野に入れている方におすすめです。演技未経験でも応募できますが、授業・稽古に支障なく出席できることが入所の条件です。発表会の稽古期間には時間が延びる場合もあるため、社会人の方は通常授業と公演準備の両方に時間を確保できるか確認しましょう。
4. アップスアカデミー
アップスアカデミーは、キャスティングディレクターの奈良橋陽子が手がける俳優養成スクールです。国内外で活動できる俳優の育成を目指し、メソッド演技法やマイズナーテクニックを取り入れた指導を行っています。役柄の内面を理解し、相手や周囲の変化に自然に反応する演技を重視している点が特徴です。
公式の本科案内では、週3回・合計8か月の実践プログラムを紹介しています。前期は発声や身体・感覚のトレーニング、想像力、台本読解などを学び、後期はカメラ前での演技や舞台作品の稽古へ進みます。演技の基礎を、映像と舞台それぞれの表現へつなげていく構成です。
俳優として活動するための準備もカリキュラムに含まれ、プロフィール作成、写真撮影、応募用の演技動画であるセルフテープの制作などを学べます。提携事務所へのトライアル所属には審査があり、通過者は後期から実際の案件への挑戦を始めます。修了公演には芸能事務所の関係者を招き、所属につながる出会いの機会も設けています。
また、夜間の演技ワークショップや英語での演技レッスンも用意されています。自然な演技を理論から学びたい方、映像作品への出演を目指す方、海外作品も視野に入れたい方におすすめです。仕事と両立したい場合は、本科と短期ワークショップの開講日程を比較して選ぶとよいでしょう。
5. AVILLA STAGE
AVILLA STAGE(アヴィラステージ)は、芸能プロダクション「AVILLA」に直結する育成機関です。俳優、モデル・タレント、声優・ナレーターなどのコースがあり、目指す活動に応じたレッスンを受けられます。俳優コースでは、映画・ドラマ・舞台への出演を意識し、基礎から実践まで段階的に演技を学びます。
レッスンは、あいさつ、発声、腹式呼吸、滑舌といった基礎づくりから始まります。感情表現では、喜怒哀楽を声・表情・動きで表す練習に取り組み、相手役の気持ちを読み取る力も養います。セリフを覚えることに加え、役柄の感情や相手との関係を表現する力を磨ける内容です。
身体表現では、ダンスやパントマイムを通じて動きの幅を広げ、筋力や柔軟性を養うトレーニングも行います。舞台と映像では適した身体の使い方が異なるため、出演する場面に応じて表現を調整することも学びます。声・表情・動きを組み合わせ、さまざまな役柄に対応できる俳優を目指したい方に適しています。
育成の過程では、レベルチェックや所内オーディションを通じて実力を確認し、出演やプロダクション所属を目指す機会も設けています。事務所との接点を持ちながら、学んだ技術を実践で試したい方におすすめです。入所前に、受講頻度や費用、審査・出演機会の条件を確認するとよいでしょう。
6. キャストパワーネクスト
キャストパワーネクストは、俳優・声優・タレント・モデルなど、芸能分野の人材を育成するスクールです。志望分野ごとにコースを設け、未経験者から経験者まで対応する講師が指導します。実際の現場で役立つ技術の習得を重視しており、俳優コースでは映画・ドラマ・舞台などで活動するための基礎を学びます。
俳優コースのレッスンは、あいさつや発声、腹式呼吸、滑舌、早口言葉などから始まります。演技に必要な声の土台を整えたうえで、さまざまな演技レッスンへ進む構成です。初めて演技を学ぶ方にとっても、俳優として何を練習すべきかを具体的に捉えながら取り組みやすい内容といえるでしょう。
設備面では、大型ミラーや音響機器、照明機器を備えたスタジオが紹介されています。自分の姿勢や動きを確認しながら、実践を意識した練習を積める環境です。ドラマやCMなどへの出演チャンスも用意され、所属生によるイベントも開催しています。学んだ表現を、人前や撮影現場で試す経験につなげられることが特徴です。
また、声優コースではアテレコ、タレントコースでは座学と実技など、分野に応じた学習内容が設けられています。俳優としての基礎を学びつつ、自分に合う活動分野も考えたい方におすすめです。希望する進路に合った指導を受けられるか、入所前に確認しましょう。
7. 青二塾
青二塾は、青二プロダクション附属の俳優養成所です。声優やナレーターとしての活動につながる学びを備えながら、声と身体を使って役を表現する俳優としての基礎力を重視しています。入塾前の演技経験は必須ではなく、未経験から専門的な訓練を受け、プロを目指したい方も対象としています。
東京校のカリキュラムには、演技、感情表現、ナレーション、アテレコ実習、発声、ダンスなどがあります。演技では呼吸や滑舌、姿勢などを整え、台本を使ってセリフに感情や状況を反映させる方法を学びます。感情表現やダンスにも取り組むため、声と身体の表現を結びつけて磨けることが特徴です。
アテレコ実習では、映像と台本を使い、マイクの扱い方や役柄の表現を学びます。仕上げの実習には自社スタジオを使用し、プロと同じ収録環境で自分の声や演技を確かめます。また、卒塾公演では朗読劇・ダンス・歌唱などを披露し、学習の成果を舞台上で発揮する機会があります。
東京校は週5日・1年間の通学を基本としており、年度末には青二プロダクションのオーディションが予定されています。声優や吹き替え、ナレーションを主な進路に考え、演技の土台から集中的に鍛えたい方におすすめです。社会人の方は、日中の授業に継続して参加できるかを確認したうえで、仕事との両立や進路変更を検討しましょう。
俳優養成所でよくある質問

俳優養成所への入所を考えるとき、「未経験でも応募できる?」「仕事を続けながら通える?」「卒業すれば俳優になれる?」など、気になることは多いでしょう。
ここでは、俳優養成所を検討している方が抱きやすい疑問にお答えします。応募条件や費用、卒業後の進路を確認し、自分に合った学び方を選ぶ参考にしてください。
Q. 演技未経験でも俳優養成所に入れますか?
演技未経験でも応募できる俳優養成所はあります。たとえば、文学座附属演劇研究所は、演技経験の有無を問わず受験できることを案内しています。これまで演劇部に所属した経験や、舞台に出演した実績がなくても、挑戦できる養成所はあるということです。
ただし、未経験者を受け入れていることと、選考なしで入所できることは別です。応募前には、審査内容と入所後のカリキュラムを確認しましょう。発声や身体表現などを基礎から学べるかも、判断するポイントになります。
いきなり入所試験を受けることに不安がある場合は、演技レッスンやワークショップで実際に演じる経験をしてから、応募先を検討する方法もあります。
Q. 俳優養成所に年齢制限はありますか?30代・40代からでも通えますか?
年齢制限は養成所やコースによって異なります。30代・40代から学べるところもあるため、年齢だけで諦める必要はありません。たとえば、テアトルアカデミーの総合コースには、18〜39歳を対象とするアカデミー部門と、40歳以上を対象とするシニア部門があります。
応募時には、対象年齢に加えて、年齢を判定する基準日や学歴などの条件も確認しましょう。同じ養成所でも、募集するコースによって条件が変わる場合があります。
また、入所できるかどうかだけでなく、希望する活動に合った指導を受けられるかも大切です。映画・ドラマ・舞台など、目指す分野を伝えたうえで、学べる内容や活動支援について相談してみてください。
Q. 社会人や大学生でも、仕事・学業と両立して通えますか?
仕事や学業を続けながら通えるかは、授業の時間帯と出席条件によって変わります。夜間に授業があっても、通学日数が多かったり、公演前に稽古が増えたりすると、両立が難しくなる場合があります。
たとえば、文学座附属演劇研究所では授業時間外に働くことは可能ですが、発表会の稽古期間には通常より長い時間が必要になることがあります。大学との両立も、授業・稽古に支障なく出席できることが条件です。
入所前には、通常の時間割だけでなく、公演前の予定、欠席時の扱い、移動時間まで確認しましょう。仕事の繁忙期や大学の試験期間と重なった場合も想定しておくと、無理なく続けられるか判断しやすくなります。
Q. 俳優養成所にはどのくらいの費用がかかりますか?
費用は養成所や受講期間、レッスン回数によって大きく異なります。月額の授業料だけで比較せず、入所から修了までに必要な総額を確認することが大切です。
例として、2027年度の募集案内では、文学座附属演劇研究所の本科演技部は、入所金・授業料・実習費を合わせて年間57万円(税込)です。青二塾東京校は、入塾金と前期・後期の受講料を合わせて年間110万円(税込)となっています。いずれも受験料は別途必要です。
このほか、通学の交通費や、遠方から通う場合の住居費も予算に含めましょう。教材・衣装・公演などに追加費用がかかるか、分割払いに対応しているかも確認しておくと、支払いの見通しを立てやすくなります。
Q. 入所オーディションでは何をしますか?どのような準備が必要ですか?
審査内容は養成所ごとに異なり、書類審査、面接、セリフ読み、身体表現、歌唱などが組み合わされています。たとえば、青二塾東京校では、出願データとボイスサンプルによる一次試験の後、二次試験でセリフ・ナレーション・歌唱と面接を行います。
まずは募集要項を読み、提出物、課題、制限時間、服装などの指定を確認しましょう。自己紹介や志望動機は、「なぜ俳優を目指すのか」「その養成所で何を学びたいのか」を、自分の言葉で説明できるように準備することが大切です。
音声や動画の提出がある場合は、声が聞き取りやすいか、指定された形式になっているかも確認してください。事前に録音・録画して見直すと、話す速さや姿勢の改善点を見つけやすくなります。
Q. 俳優養成所には何年間通う必要がありますか?
在籍期間は養成所によって異なり、基礎課程を修了した後、選考を経て上位の課程に進む仕組みもあります。たとえば、文学座附属演劇研究所は本科が1年間、その後の研修科が2年間という構成で、本科修了者全員が研修科に進めるわけではありません。
比較するときは、最初のコースの期間だけでなく、進級後を含めて何年間学べるのか、その間にどのような審査があるのかを確認しましょう。
また、同じ1年間でも、週に何日通うかによって授業時間は大きく変わります。期間の短さだけで選ばず、学習内容、自主練習に使える時間、費用とのバランスを考えることが大切です。
Q. 俳優養成所を卒業すれば、必ず事務所に所属・デビューできますか?
養成所を卒業しただけで、事務所への所属やデビューが保証されるわけではありません。入所後にも進級審査や所属審査が設けられることがあり、学びを修了することと、仕事につながる選考を通過することは別の段階です。
たとえば、文学座附属演劇研究所でも、本科から研修科へ進む段階で選考があります。入所後の進路を考える際は、こうした選考の仕組みまで確認する必要があります。
説明会では、「所属オーディションを受けられる条件」「合格後の所属形態」「所属に至らなかった場合の支援」などを質問しましょう。卒業生の実績とあわせて、自分が利用できる支援の内容を把握しておくと、入所後の目標を具体的に立てやすくなります。
Q. 養成所に通いながら、外部のオーディションを受けてもよいですか?
外部オーディションへの応募や、在籍中の出演活動については、養成所ごとのルールを確認する必要があります。たとえば、文学座附属演劇研究所では、在籍中の出演はマネジメント部署を通じて行い、研究所の許可のない出演を禁止しています。
そのため、入所前に「自分で見つけたオーディションに応募できるか」「応募や出演の前に許可が必要か」を確認しておきましょう。
すでに劇団で活動している方や、芸能事務所に所属している方は、その活動を続けながら入所できるかも確認が必要です。現在の活動状況を伝えて相談することで、入所後の予定や活動方針の行き違いを防ぎやすくなります。
Q. 近くに俳優養成所がない場合、オンラインでも演技を学べますか?
オンラインの演技レッスンを利用すれば、近くに養成所がなくても、自宅などから演技の基礎を学べます。Voice Campでは、マンツーマンのオンラインレッスンで、発声・滑舌、セリフ読み、感情表現、台本を使った演技やオーディション対策などを扱っています。
通学時間を確保しにくい方や、養成所の受験前に自分の課題を知りたい方にとって、学習を始める選択肢になります。受講する際は、安定したインターネット接続と、声を出せる環境を用意しましょう。
まとめ|俳優養成所で実力を磨いてデビューを目指そう

俳優養成所は、演技力や表現力を身につけながら、芸能事務所への所属や俳優デビューを目指せる環境です。養成所によって学べる内容や得意分野は異なるため、自分が目指す将来像に合った養成所を選ぶことが大切です。映画やドラマなどの映像作品を目指すのか、舞台俳優として活躍したいのかによっても最適な養成所は変わってきます。
社会人や学生の場合は、レッスンの時間帯や通いやすさ、費用面なども事前に確認しておくと安心です。無理なく継続できる環境を選ぶことで、着実に演技力を伸ばしていくことができるでしょう。
一方で、演技未経験の方や、いきなり養成所へ入ることに不安がある方は、まず演技スクールで基礎を学ぶという選択肢もあります。発声や滑舌、感情表現、台本の読み方などを身につけておくことで、養成所のオーディションやレッスンにも挑戦しやすくなります。
まずは気になる養成所やスクールの体験レッスン、説明会などに参加し、自分に合った環境を見つけることから始めてみてはいかがでしょうか。俳優への第一歩は、実際に行動することから始まります。
















