声優養成所でかかる学費/費用は実際どれくらい?平均相場と安い養成所もご紹介!

「声優になりたい」という夢を叶える第一歩として、声優養成所に通う方が増えています。しかし、学費がどれくらいかかるのか、気になっている方も多いのではないでしょうか?

この記事では、声優養成所の平均的な学費と費用負担を抑える制度、オススメの声優養成所をご紹介します。憧れの職業のスキルを身につけるために、まずは学費のリアルを確認しておきましょう。

声優養成所の学費の相場はいくら?

声優養成所とは、声優プロダクション(事務所)が運営する声優育成学校です。週1回のレッスンの養成所もあれば週5回の養成所もあるので、金額に差はありますが平均的な学費相場について解説します。

1年制の養成所の学費相場

1年制になっている声優養成所の平均学費は、25万円〜110万円となっています。レッスンの回数によっても差は出てきますが、これぐらいの学費がかかることは理解しておきましょう。

週1回のコースであれば学費は40万円以下が相場になりますが、全日制のコースは100万円程度かかることもあります。声優養成所に当てられる時間や金額を決める時の参考にしてください。

2年制の養成所の学費相場

2年制の声優養成所の平均学費は、50万円〜200万円となっています。入所金を除いた金額が、1年目と同様にかかることも多いです。

1年間のレッスンが終わった後に進級テストがおこなわれ、合格しなければ進級できない養成所もあります。興味のある養成所はホームページから、募集要項や進級カリキュラムなどを把握しておくと安心です。

*参考 【54校比較】声優養成所の費用2025 安い養成所はどこ?表にまとめました

養成所と専門学校の学費はどちらが安い?

声優養成所と専門学校ではどちらが学費が安くなるのでしょうか。主な費用や各条件をわかりやすく、項目別の比較表にまとめてみましたので、まずはこちらを見ていきましょう。

比較項目声優養成所声優専門学校
学費の目安年間約25万〜110万円年間約120万〜160万円
2年間の総額約50万〜200万円前後約250万〜300万円前後
主な費用入所金、受講料、教材費、合宿費など入学金、授業料、施設設備費、実習費、教材費など
通学頻度週1回〜全日制平日週5日程度が中心
修業期間半年〜2年程度2年間が中心
仕事・学業との両立週1回型なら両立しやすい全日制のため両立しにくい
奨学金・教育ローン一部の養成所で利用可能奨学金や教育ローンが比較的充実
学費以外の負担交通費、宣材写真、オーディション費用など交通費、教材費、行事費、上京・生活費など
向いている人費用を抑えて事務所所属を目指したい人基礎から幅広く時間をかけて学びたい人

声優養成所と声優専門学校の学費を比較した場合、声優養成所の方が学費は安くなることが多いです。学費が違う要因としては、レッスンの数や学歴取得の有無などがあげられます。

多くの声優専門学校は卒業までに2年かかりますが、声優養成所では実力があれば短期間で声優デビューすることも可能です。声優になるまでの学費を大幅に抑えることも可能で、自分のスキルやライフプランにあわせて選択しましょう。

また、学費だけを検討するのではなく、入学した後の生活費や交通費、一人暮らしをする場合の家賃や光熱費を含めて計算することが大切です。

学費の負担を減らす制度を活用しよう

声優養成所や声優専門学校の学費負担を減らす制度も、数多く存在します。主な制度は以下のとおりで、それぞれ解説するので確認しておきましょう。

制度主な内容返済声優養成所声優専門学校注意点
高等教育の修学支援新制度入学金・授業料の減免と給付型奨学金を受けられる原則不要原則対象外対象校なら利用可能世帯収入や学業などの要件があり、学校・学科が対象機関に登録されている必要がある
日本学生支援機構の貸与奨学金第一種は無利子、第二種は有利子で毎月奨学金を借りられる必要原則対象外対象校なら利用可能卒業後に本人が返済する。学校を通じて申し込む
国の教育ローン入学金・授業料・教材費・住居費などを借りられる必要対象校・コースによる利用できる場合が多い原則として保護者が借りる制度。世帯年収などの審査がある
学校独自の特待生制度オーディションや試験の結果により、入学金や授業料が免除・減額される原則不要利用できる場合がある利用できる場合がある採用人数が少なく、成績や出席率などの継続条件が設けられる場合がある
提携教育ローン学校が提携する信販会社などから学費を借りる必要利用できる場合がある利用できる場合がある金利や手数料、返済期間を確認する必要がある
教育訓練給付金指定講座を修了すると受講費用の一部が支給される原則不要指定講座のみ指定講座のみ雇用保険の加入期間などの条件があり、声優コースが対象とは限らない
自治体・民間団体の奨学金自治体や財団から給付または貸与を受けられる制度による対象外の場合が多い利用できる場合がある居住地域、年齢、所得、在籍校などの条件が制度ごとに異なる

高等教育の修学支援新制度では、対象となる専門学校に通う学生に対して、授業料・入学金の減免と返済不要の給付型奨学金が実施されています。2025年度からは、多子世帯の学生を対象に、所得制限なく国が定める一定額まで授業料・入学金を減免する制度も始まっています。

日本学生支援機構の奨学金は、専門課程を置く専修学校のうち、対象として登録された学校・学科で利用できます。返済不要の給付型奨学金だけでなく、無利子の第一種奨学金と有利子の第二種奨学金があります。

国の教育ローンは、授業料だけでなく、受験料、教材費、パソコン購入費、通学費や住居費などにも利用できます。日本学生支援機構の奨学金との併用も可能ですが、学校やコースが融資対象になるか事前に確認する必要があります。

まずは以下の3つの制度の活用を検討してみると良いでしょう。

奨学金制度

声優養成所や専門学校では奨学金制度を活用することで、学費負担を減らせます。学費免除型と貸与型の2種類があり、学費免除型であれば返済は不要になります。

日本学生支援機構の奨学金制度は、原則として専門学校の方のみが利用可能です。声優養成所では養成所独自の奨学金制度のみ活用できるので、利用したい方は事前に目を通しておきましょう。また、すべての声優養成所が奨学金制度を用意しているわけではないので、注意が必要です。

学校独自の学費免除制度

一部の養成所では、独自の学費免除制度を設けています。条件も養成所によって異なるのですが、成績優秀者の学費免除や特待生制度を導入している養成所が多いです。

特待生には学費を安くする制度だけでなく、上級クラスから飛び級でスタートできる制度もあります。学費の総額が抑えられるだけでなく声優デビューまでの期間も短くできるので、スキルに自信のある方は特待生制度の活用を検討してみましょう。

教育ローン

教育ローン制度を活用することでも、学費負担は減らすことが可能です。国(日本政策金融公庫)や金融機関の教育ローンを活用することで、低金利で融資を受けられます。

国の教育ローンは、学費だけでなく住宅費や交通費といった費用にも使用できます。金融機関の教育ローンは、対象を入学金や学費に限定していることも多いです。金融機関によって条件や金利も異なるので、事前に確認して自分の状況にあわせた教育ローンを活用することがオススメです。

声優になるためにはいくらお金が必要?

声優を目指すために必要な費用は、選ぶ学び方によって大きく異なります。低価格のオンラインスクールであれば年間10万円前後から始められる一方、週1回の声優養成所では初年度30万円台、全日制の専門学校では2年間で300万円前後かかる場合もあります

例えば、オンライン声優スクールのVoice Campは月1回コースが月額6,500円のため、1年間受講した場合は78,000円です。一方、日本ナレーション演技研究所の週1回クラスは、4月入所の場合、入所金99,000円と年間受講料242,000円を合わせて初年度341,000円かかります。

全日制の専門学校に通う場合は、さらに高額になります。アミューズメントメディア総合学院の声優学科では、2027年度生の学費とその他費用を合わせた2年間の総額は2,995,000円です。

ただし、声優を目指す際に必要なのは、スクールや養成所へ支払う学費だけではありません。入所オーディションの受験料、教材費、交通費、宣材写真の撮影費、ボイスサンプルの制作費などがかかることもあります。地方から東京へ通う、または上京する場合は、引っ越し費用や家賃、生活費も含めて考える必要があります。

そのため、声優を目指す費用の目安は、次のように考えられます。

  • オンラインスクールで基礎を学ぶ場合:年間10万〜30万円前後
  • 週1回程度の声優養成所に通う場合:年間30万〜50万円前後
  • レッスン回数の多い養成所に通う場合:年間50万〜110万円前後
  • 全日制の専門学校に2年間通う場合:総額250万〜300万円前後

なお、高額な学校へ通えば必ず声優になれるわけではありません。声優になるためには、発声や滑舌、演技力を身につけたうえで、養成所の進級審査や事務所の所属オーディションに合格する必要があります。

未経験で自分に向いているか分からない場合は、最初から数百万円をかけるのではなく、オンラインレッスンや週1回のスクールで基礎を学び、適性や継続できるかを確認してから養成所や専門学校へ進む方法もあります。学費の安さだけで判断せず、レッスン内容、通学頻度、所属審査の仕組み、卒業後の進路まで比較することが大切です。

学費が安いおすすめの声優養成所を比較!

ここでは学費が安く抑えられるおすすめの声優養成所をご紹介していきます。ここまでご紹介してきたように声優養成所では、年間20万円から50万円以上になる所もありますが、料金の安さだけで選ぶのではなく、スキルアップ/オーディション合格などあなたの目的に合わせたスクール選びをすることが大切です。

画像特徴対象者料金プラン(税込)レッスン形式講師カリキュラム無料体験
日本ナレーション演技研究所週1回から通える大手養成所初心者〜経験者まで幅広い対象入所金10万円前後+授業料年間20万円前後クラス制週1回(180分)大手事務所バックアップ発声・演技・アフレコ基礎から実践説明会・資料請求可
ライト声優スクール短期間で基礎を学べる入門向け趣味・副業・初心者向け1回60分4,000円~マンツーマン月2回~(60分)専任トレーナー発声・滑舌・読み体験レッスンなし
プロ・フィット声優養成所少人数制で1年集中の実践重視中学卒業以上、初心者可入所金25万円+年間36万円(本科)少人数クラス制週1回(120分)音響監督・現役声優台詞・朗読・マイク実習など説明会あり
声優塾BRIDGE声優を目指す人のためのオンライン声優塾声優を目指す人向け(13歳以上)入塾費5,500円+月額7,600円~マンツーマンレッスン/少人数レッスン実績のある講師陣基本的なことから実戦的なことまで幅広くレッスン無料体験あり
プロダクションエース演技研究所週2回から学べる事務所直結の養成所初心者から幅広く対応入所金約100,000円+年間授業料約390,000円クラス制週2回(150分)現役声優・音響監督など演技・発声・アフレコ・歌唱要確認

養成所によって料金はもちろんレッスン頻度なども異なりますので、将来の目標や現在の生活スケジュールなどに合わせて養成所を選ぶようにしましょう。

安く声優レッスンを受講したいなら声優スクールがおすすめ!

なるべく安く始めたい方には声優スクールがおすすめです。特に、「Voice Camp(ボイスキャンプ)」は、マンツーマンのレッスンを受けられるオンラインの声優スクールです。声優養成所ではありませんが、「声優養成コース」という特科コースが設けられており、元声優・アナウンサー・監督などのプロ講師からマンツーマンで声優養成所と同等以上のレッスンを受けることができます

スマホやパソコンとインターネット環境があれば受講できるので、交通費などの費用や無駄な移動時間もかかりません。無料体験レッスンも実施しているので、まずはレッスンの雰囲気を体験してみましょう。

まとめ|声優養成所の相場を確認してから入学を決めよう!

この記事では声優養成所の平均的な学費と費用負担を抑える制度、オススメの声優養成所をご紹介しました。声優養成所の学費は通う期間やコースによっても異なりますが、年平均で25万円〜110万円が目安です。

専門学校よりは比較的安価に通えますが、交通費や生活費などの総合的なコストの把握も重要になります。Voice Campのようなオンラインスクールの活用も検討して、無理なく憧れの職業にチャレンジしてみましょう。

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